2025.01.22
がん発覚から2年24週目〜次男の卒業式~
今飲んでいる薬の副作用は、よく使う人差し指と親指の関節がだんだん段々と肥厚して硬くなり、曲げにくくなり痛みが出てきます。この症状が出ている間は、ペットボトルは普通に開けられなくなります。1番困るのが足裏の痛み!体重がかかるところが触れるだけで痛くなるので、室内も素足では歩けません!厚手の靴下とスリッパがマスト。症状強すぎて、前回薬を半量に減らしてもらったけど、痛みはあまり変わってないような…。
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そんな痛みのなか、次男の卒業式がありました。革靴では痛すぎて歩けないので、スニーカーで行くことにしました。大袈裟かと思うかもしれませんが、約1キロ弱の小学校まで歩くのはこの状態の時は地獄。足ツボマットの上をずっと歩くような感じ。3倍の時間でも辿り着けないかもしれません。
そこで小学校まではお義父さんに車で送ってもらうことにしました。本当に感謝。
ちなみに、2年前の長男の卒業式は、まだコロナ禍で制約が多かったけど、今回は歌や呼びかけがあったりと卒業式らしい式に戻っていました。この前入学したと思ったのに月日が経つのは本当に早いものです!壇上に立つ次男はしっかりとした立派な姿となっていました。
がん発覚時には「長男の半年先の卒業式になんとか出席したい!」と思っていました。その後半年が経ち、その願いを無事叶えることができました。ただ、その頃副作用がピークで、卒業式の日は座席の1番後ろに座り、嘔吐でトイレに駆け込み、式が終わるころにはあまりのつらさにふらふらになっていました。
あの頃は、次男の卒業式に出れるかどうかなんてまったく想像できませんでした。まだまだ先だと思って、きっと無理だとあきらめていました。あれからもう2年…。今日の日を迎えられてよかった。
今は普通のなんでもない日常だけで十分ありがたい。やっぱりこういった節目の日に立ち会えると、しんどいやら痛いやらの副作用に耐えてきたご褒美のようで、とても嬉しいし、感慨深い。
春から次男は中学生。次のステージでの成長を見届けることを楽しみにしています。
息子以上にワクワクしてますよ!卒業おめでとう!
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