トップページ > 医療従事者ががん患者になった話 > このブログについて

2021.12.22

このブログについて

はじめまして、私は川崎病院に勤務している43歳、いわゆる医療従事者です。

素敵な奥さんと3人の子供たち、1匹の犬に囲まれ、

川崎病院の安月給には不満を漏らしながらも楽しく日々を送っていました。

「43歳。本厄、後厄も何もなかったな~」と安心しきって、

晩酌のビールを楽しみに平凡な日々を過ごしていました。

しかし!ある日をさかいに生活が一変!

まさか、まさか、がんが見つかってしまったのです(ぴえん)。

はじめは半分他人事のような(受け入れられてない?)、

でも がんで あることは間違いない。

しかも、検査するほどやばそうなエコー結果、CT画像、血液検査の結果…

あわただしく検査、大学病院へ紹介され受診、入院、治療と怒濤の日々が始まったのです。

病院の医療従事者として働いていた私が突然患者に、

がん患者になってしまったのです。

働く側から患者となると、

今まで気づかなかったことや知らなかったことがたくさん見えてきました。

病院で20年近く働いているのに

意外と自分の専門分野以外のことは知らないことが多くびっくり!

私の「医療従事者+がん患者」というちょっとレアな視点で、

職場の仲間たちやその大切な家族、

そして川崎病院を受診されている患者さんや家族の方々に

治療過程やがん患者の心の動き、病院のしくみなどをお伝えすることができれば、

みなさんの健康管理やみなさんが病気になってしまったときに何かお役に立てるのではないか! 

と医療人として、熱い使命感が沸々とわき上がり、

川崎病院にお願いしてこのブログを始めることにしました。

文章を書くのはもともと苦手。暗い話も苦手。なのでできるだけポップに(←できるかな?)

更新も体調によりけりなので、あまり期待せずのぞいていただいて

何かみなさまのお役に立つ事ができれば幸いです。

よろしくお願いします。

つづく

医療従事者ががん患者になった話一覧に戻る