2022.01.26
がん発覚1日目③〜犯人はお前だ!〜
診察後、精査するために胃カメラと大腸ファイバー(大腸カメラ)、造影CTの予約を行う。
1日病院にいるので空いている枠があれば、早く検査してもらいたい。
幸運にも翌日、翌々日と空きがあり予約を入れてもらうことができて、ほっとする。
がんが見つかったのはもちろんショックなのだが、
ただ不思議なことに自分の不調の原因がわかったことでスッキリした自分もいるのです。
「なんか分からんけど痛い、しんどい、辛い」
という状況で原因がわかるまでの時間が一番不安になりませんか?
雷や地震は怖いけど、起こる理由は分かるから怖くても納得できるけど、心霊現象やUFOやらは、なんや分からんから怖い。科学的にわかるようになれば多分怖くない?いや怖いか?
今回の「不可解な右肩の痛み」の容疑者は
肩周りの筋肉、心臓、肺、肝臓に絞られていたのですが、
検査結果から痛みの犯人は肝臓に確定。のちに黒幕も見つかります…
知らぬ間に肝臓でがんが大きくなり、肝臓が腫れて肺を圧迫するほどに。
呼吸が苦しくなっていたのも納得。
そのため、呼吸するときに横隔膜が引っ張られ、それにつながっている神経が関連痛として右肩の痛みを誘発していたのです。左肩でなく肝臓がある右肩だけに痛みが出ていたのです。 肝臓にがんが広がっていたせいで、肝機能が悪くなっており、お酒が飲めなくなっていた、疲れやすくなっていたというのも納得。
古畑任三郎か名探偵コナンばりの気持ちのいい推理。
でも、がん なんだよな〜(ぴえん)
みなさんも何かわからん不調や痛みがあったら、「忙しいから」とか「もう少し様子見てから」とかウダウダ言わず、早いこと受診してスッキリしましょう!
何もなければ、それでよし!
早く見つかれば、それもよし!
関連痛…関連痛は、痛みの原因となる部位とは別の部位に感じる痛みのことです。神経は脊髄を介してつながっており、内臓の痛みが神経を介して別のところで痛みを感じることがあります。肩こりや腰痛などでも私のようにいつもと違った痛みなどの場合は関連痛で別のところに原因があるかもしれませんので、症状がつづく場合は受診した方がいいかもしれません。
つづく