2022.02.09
がん発覚3日目①〜造影CTボコボコした肝臓
直腸がん確定。治療することになると職場も休むことになる。
この先の業務のことや引き継ぎなどを色々考えてみるが、
どうなるかもわからない。とりあえず近日の申し送りだけ作成し検査を待つ。
昼から造影CT撮影。
造影CTも初めての検査。
確か川崎病院では最近新しいCT機器に更新された?
造影剤を流される時、熱くなることがあると説明がある。
検査が始まると本当に流れた後に全身がカーっとなる感じは初めて味わった感覚。
病院で長いこと働いているけど、実際に自分が患者となって検査を受けると
準備や受付、検査の負担など知らなかったことが多いと気付かされる。
検査結果が出たころ消化器内科の先生と総合診療科の先生の元へ。
肝臓はビックリするほど大きな腫瘤が何個も肝臓全体にボコボコ!!
こんなに…。想像以上にひどい…。これはやばいな…。
つい2日前まで普通に働いていたのに、
今も痛いわけでもなく、普通に動けるのに、
身体の中ではこんなことになっていたのか…。
あまりにもギャップが大きすぎて信じられない。
早めに対応した方がいい状態であることは間違いなく、大きな病院での治療を進められる。
先生方にすぐに紹介状を書いていただき、地域連携室から治療先の病院へ受診の調整をしていただくこととなる。
就業時間終了の30分くらい前。
地域連携室から週明けの月曜日に受診予約が取れたとの連絡があり、
紹介状と検査結果のCDデータを受け取りに行く。
早い!よかった。
週明けの最短で受診予約を取ってもらえた。
地域連携室は患者さんの入退院の難しい調整などでいつもお世話になっている部署。
まさか自分が調整してもらう立場になるとは…
治療がどうなるか?待っている間にがんが進んでいくのではないか?
といった不安が強かっただけにすばやい対応に本当に感謝。
新しいCT…
当院では昨年の9月にCTを入れ替えました。
CTは短い撮影時間で画像の質も高く、痛みのない撮影が可能となっています。
被曝量も従来に比べると少なくなっており身体への負担も少なくなっています。
地域連携室…
通院されている患者様や、ご入院されている患者様の日常生活への復帰をお手伝いすべく在宅療養への支援活動や、あるいは在宅療養が困難な患者様の転院先の相談をお受けします。地域住民の皆様との繋がりを大切にし、自治会、婦人会、学校へ積極的な活動の提案や参加を行います。また医療に係わる各種制度のご案内をすると共に患者様が抱える様々な悩みを一緒に考えます。
つづく