2022.05.25
がん発覚4週目①~好中球が足りない!~
初回の化学療法から2週間目。
外来での化学療法のため受診。
採血を終えて、診察を受ける。
主治医「残念ですが今日は化学療法ができません。」
私「え??」
主治医「好中球が少ないです。これくらいだとできないです。」
好中球とは、身体を感染から守ってくれる免疫細胞のことです。
抗がん剤の影響で免疫細胞の数が基準よりも少なくなっているのです。
この状態で抗がん剤をしてしまうとさらに免疫細胞を減らしてしまい、感染しやすくなり、病気にかかっても免疫細胞が少ないので重症化してしまう可能性が高くなってしまうのです。
他の数値は良くなっていたので、このまま続けていければガンを小さくしていけるのではないかと期待していただけにちょっとショック。しかし、化学療法後の経過日数が長くなると副作用の影響も少なくなり、普段に近い状態で動けるので、ポジティブにとらえ何か今のうちにできることをやっていこう。
好中球・・・好中球とは白血球の中にあり白血球の約50%を占めています。
細菌などの感染の原因となる病原体を排除する役割を担っていて、がんの治療に用いる薬の副作用によってこの好中球が少なくなります。
(4/6のブログに書いた抗がん剤の副作用のうち骨髄抑制の状態です)
つづく