2023.03.15
がん発覚37週目~化学療法16クール・新たな抗がん剤の開始~
前回の造影CT後、診察をうけて腫瘍が大きくなっており、
抗がん剤を変更することになりました。いわゆる、セカンドライン(2次治療)です。
セカンドラインになったということは、使える抗がん剤が減ってしまったということで、
やはり不安が大きくなってきます。
セカンドラインでは、開始時から8クール目までに使っていた抗がん剤の一つを追加して、
新たに分子標的薬を行うこととなりました。
簡単に言うと、分子標的薬は病気の原因に関わる特定の分子だけを選んで攻撃するという特徴があり、
がん細胞増殖のスイッチを押されない状態にして、増殖を妨げる効果があるそうです。
いろんな薬があることに驚かされます。
レジメンが変わったので、当然新たな副作用が。
分子標的薬はニキビのような肌荒れや爪の周囲が荒れたりなどの
症状が出るようです。
抗がん剤の投与時間も2時間長くなりました(約5時間半)。
新しいレジメンで終わった後は、
今回追加した抗がん剤の副作用の一つである冷感刺激を久しぶりに感じました。
これは水など冷たい物を触ると痛く感じる副作用で、
冬場は車のハンドルが握れなかったり、ドアノブが痛くて触れなかったりと、
普段からも手袋をつけて生活していました。
そして、数日で軽減して徐々に普通にもどります。
今回は気候も暑くなってきていて、だいぶマシだなと思っていると、
アイスを食べたときに口の中が痛くて食べられないという新たな障害に気づきました。
とりあえず、新しいレジメンでの副作用をみながら、
予防と新しい生活のリズムを見つけていきたいと思います。
つづく