2024.07.10
がん発覚から2年~化学療法44クール・崖っぷちの3年目へ~
2023年10月9日
がんサバイバー2周年!
がん発覚から2年が経ちました。
1年目のときは「これが最後の○○かも」と思いながら、季節や家族とのイベントを目に焼き付け、楽しむことを必死にやっていたように思います。
しかし、2年目は「あ、2年経っていた」という感じ。
副作用がある日常に慣れ、去年は“あと何ヶ月後”と待ちわびていたことが、病気発覚前のような生活をしていく日々にイベントがやってくる、という感じにもどったような気がします。とはいっても、ガンサバイバーとなって2回目の季節やイベントがやってくると、喜びや感謝を強く感じ、「生きた-!」とその都度思います。
今年も友人が遠くから会いに来てくれたり、SNSを通じて励ましてくれることで、たくさん元気をもらい、つらい副作用にも耐えることができました。
がん患者は病院や施設などで集まって語り合う会などがあり、そういったところで自分の悩みや苦しみを分かち合ったりする方もいらっしゃると思うのですが、自分はSNSがそういったツールになっているのではないかなと思います。家族だから何でも話せるというわけでもなく、友人だから話せる、相談できることもあります。SNSはそういった機会をつくるきっかけになっているし、古い友人とも交流が再開できたりと、この時代でよかったなと思ってみたりします。
7月に積極的な抗がん剤治療が終了となり、維持を目的とした4次治療となりました。
この薬が効かなくなると、残り使える薬は1つのみ。
在宅医を探したりと、終末期の事もリアルに考える時期になっています。
崖っぷちです。
薬の効果などを見ると1年を乗り切るのはなかなか難しそうです。
大腸癌ステージ4の3年生存率18%。
なるほどな、と思います。
2年を振り返ると子どもたちの成長がすごい!
まだまだ先を見たくなります。
1年後、18%になんとしても残る!
3年目も、命あること、周りの支えがあることに感謝を忘れず、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
つづく