2024.10.16
近況報告〜がん発覚から3年〜
先日、案内していました「職員ブログ作者とお話の会」という交流会を行いました。
連休最終日にも関わらず、がん闘病中の方やその家族、福祉関係の方など遠方からもお越しいただきました。人前で話すのも久しぶりで緊張してしまい、皆さんが聞きたかった話がどれだけできたかわかりませんが、直接会ってお話することができたのは、とてもうれしく有意義な時間となりました。本当にありがとうございました。
さて、2024年10月8日でがんと診断され丸3年となりました。
7月に「がん発覚2年」のブログ記事がありますが、この時は「1年後の3年生存率18%に残る!」と書いていましたが、正直心の中ではかなり厳しいと感じてました。
実際に今年の1月には、標準治療で使える最後の薬と言われた薬での治療が開始となり、4月末にはその薬も効果がなく、標準治療が終了となってしまいました。
主治医の話す雰囲気から、がんの進行速度によっては夏は越せないのではないかと思っていました。
しかしラッキーなことに、標準治療ではないのですが、他に適応のある治療法があったため、その治療を行って進行速度を抑えられています。
標準治療が終了してからの5ヶ月は、抗がん剤による副作用がないので、体力の衰えはあるものの元気に過ごせています。
交流会もそうですが、この5ヶ月は今まで経験しなかったことが沢山あり、「生きてるとまだ知らない感動がある」とあらためて感じ、体調に波はあるのですが充実した日々を送らせていただいてます。
3年は本当に遠かった…。 特にこの半年はたどり着けないと思っていた。
でも、まだ自分で歩いて、家の用事もできて、バイクに乗って、旅行に行ってと普通に生活出来ている。 幸運にもこの状態で18%に残れた!
ありがたい、まさに「有難い」こと。 支えくれた家族、友人たちのおかげ。 感謝しかありません。
今の治療もいつか効果がなくなります。先のことはわかりません。 とはいえ、 「最悪の事態に備え、最良に期待する」 そして、これからも変わらず、命あること、周りの支えがあることに感謝を忘れずに、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
※治療の方針はひとによって異なります。本ブログの治療方針や経過が、あなたにも適用されるとは限りません。