当科の沿革

当科は、病院開設から40年が経過した1977年、CCU治療では日本の先駆けといわれる東京女子医科大学から循環器内科の専任医師を招聘し、「心臓病センター」を設置したことが始まりです。当時、CCUの設置は、神戸市内では中央市民病院に次いで2番目の早さでした。その後も地域住民のニーズに応え、高度で質の高い医療を提供すべく、高度医療機器を導入して「急性期医療」体制を充実させ、2003年には24時間緊急カテーテル検査ができる体制を整え、2007年には当時最新式の64列マルチスライスCTを導入し「冠動脈CT」の実施が可能になりました。
その後、2013年に西館が新設された際には、救急外来・心臓カテーテル室・HCU・心臓血管病センターが西館3Fの同フロアに集約され、急性期から慢性期まで幅広い状態の患者さんに効率的に対応できる体制が整いました。