リハビリテーションセンターについて
当院のリハビリテーションセンターは、「心臓リハビリテーション」「整形リハビリテーション」「がんリハビリテーション」の3つの部門で運営されています。
各部門では、医師や各分野の専門資格を有した看護師、セラピストなどをはじめとする他職種が連携し、発症・受傷後可能な限り早期からのリハビリテーションを開始し、患者さんの速やかな身体機能の回復と早期自宅復帰や社会復帰を目指し、日々の業務に取り組んでいます。
施設基準
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)
- 脳血管・廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
- がんリハビリテーション
各部門のリハビリについて
心臓リハビリテーション
心不全や狭心症、心筋梗塞などの患者さんに対し、医師、看護師、薬剤師、栄養士などと連携を取りながら、運動療法と学習活動・生活指導などを行っていきます。
外来も実施しており、集団で適切な運動負荷での有酸素運動や筋力トレーニング、生活指導を定期的に行うことで、快適な家庭生活や社会生活に復帰するとともに、再発や再入院を防止することを目指して行います。
整形リハビリテーション
高齢者の転倒による骨折、変形性関節症などの関節疾患や脊椎疾患、腰痛症、腰部脊柱管狭窄症の患者さんが多く、特に人工股関節・膝関節置換術の理学療法は手術前から積極的に行っています。
がんリハビリテーション
がんの発症、手術や薬物療法など治療に伴う「身体機能の低下」などによって日常生活に必要な動作がしづらい、もしくはその可能性がある患者さんに、運動療法などのリハビリテーションを行います。術前の腹式呼吸法の指導、術後の早期離床などを行い、術後の合併症を予防します。また、抗がん剤治療中の患者さんに対しては、運動指導や栄養指導などADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の維持を目指します。