言語聴覚士とは
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist=ST)とは、言葉によるコミュニケーションや摂食・嚥下(えんげ)に問題を抱える方を対象に専門性の高いサービスを提供し、自分らしい生活を構築できるように支援する専門職です。
当院では、主に入院患者さんの摂食嚥下(せっしょくえんげ=食物を認識してから口に運び、取り込んで咀嚼して飲みこむまでのこと)に問題のある方を対象に、嚥下訓練を実施しております。
また、病棟看護師・管理栄養士と食形態の調整や、理学療法士と姿勢調整、作業療法士と食具や食事動作の調整など、多職種で患者さんの摂食嚥下機能を評価しています。
嚥下訓練について
- 食事開始前は、摂食嚥下器官の廃用予防を目的に、口腔ケアや口の運動、発声練習などを行います
- 食事開始以降は、食事場面に介入し、嚥下状態を確認を行います
チーム活動
耳鼻咽喉科、NSTチーム、オーラルケア回診など、他職種と連携を取りながら、患者さんの摂食嚥下機能の回復・維持・向上をサポートしています。
関連している診療科・チーム
- 耳鼻咽喉科
- 栄養サポートチーム(NST)
- オーラルケアチーム