糖尿病連携外来について
糖尿病は一度入院すれば治癒するという種類の病気ではなく、継続的に管理を行っていく必要があります。また治療についても一度決められた内容をずっと継続するわけでなく、定期的な見直しが必要です。このような背景から、増加する糖尿病患者さんに対応するには病院とかかりつけの先生が連携して診療していく必要性がますます高まっています。
対象の患者さん
下記のような場合に当院と連携して治療を行います。
- かかりつけ医で治療中だが、血糖コントロールが悪く、治療の見直しの必要がある
- 普段の治療はかかりつけ医で受けているが、定期的に治療の見直しや検査、栄養相談などを希望されている
- 教育入院を希望されている
- 糖尿病合併症の見直しが必要である
外来のご案内
- 診療時間：月曜日～金曜日 14：00 ～ 15：00
平日は毎日予約枠を設けています。
予約患者さんで混み合い、十分な診察時間がとれない午前診に比べて、問診、検査、診察などを比較的ゆったりと受けていただくことができます。
外来担当医は、糖尿病内分泌内科医師による当番制となります。担当医の指定はできませんのでご了承ください。
糖尿病外来のご予約について
- 初診の方：かかりつけの先生からの紹介状が必要です。地域連携室で予約をお取りします。
- 再診の方／当院を退院される方：当院担当医により、次回の予約をお取りする場合があります。
糖尿病連携パス
当院から逆紹介した約半年後に、当院を再診いただき、栄養指導や看護指導、投薬の見直しなどを行います。
さらに、半年経過した後に入院後1年後のチェックとして腹部エコーや動脈硬化関連の検査を行います。
当院を受診する間隔は、フレキシブルに対応することができます。
なお、当院は神戸糖尿病地域連携 Kobe-DM net にも参加しており、受け入れ基幹病院に指定されています。