入院・面会 / 入院中の過ごし方

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安全・安心な入院生活を送っていただくために、さまざまな制約や約束ごとを設けておりますが、ご理解をお願いします。

病状などにより、できる限り患者さんに応じた生活を一緒に考えますので、ご不安やご心配などがあれば職員にご相談ください。

院内での過ごし方に関するお願い

入院生活に関するお願い

病状説明等医師からの説明

  • ご家族の方が病状についての説明を希望される場合は、予めご都合のよい日時を担当看護師にお申し出ください。その際、ご家族の方一同が会されるようにご協力ください。
  • 面談は原則として、平日の診療時間内にお願いします。また、日時についてはご希望に添えないこともありますので、あらかじめご了承ください。

使用中のお薬について

  • 入院前から継続して内服・使用しているお薬があれば、「お薬手帳」や「お薬の説明書」と一緒に入院当日にご持参ください。
  • 入院前に内服・使用しているお薬は、入院後も引き続き使用しなければならないものや、検査や手術の時に中止しなければならないものがあるため、ご持参いただいた薬は内容を調べて、使用するかを決めます。なお、確認後、薬はすべてお返しいたします。

暴力行為・迷惑行為への対応

患者さんの安全を守り快適な病院生活を送っていただくため、また、職員の業務を円滑に行うため、次のような暴力行為や迷惑行為、問題行動を認めた場合には、診療継続不可能と判断させていただく場合があります。また、今後、当病院での治療ができなくなる場合があることをあらかじめ充分ご理解ください。

  • 身体的暴力、精神的暴力(言葉の暴力、いじめ、セクシャルハラスメント、嫌がらせ)、大声、暴言または脅迫的な言動があった場合、もしくはその恐れが強い場合
  • 解決しがたい要求を繰り返し行うことで、ほかの患者さんに迷惑を及ぼす、あるいは病院職員の業務を妨げる場合
  • 機器備品、施設設備を故意に破損した場合
  • 診療に必要でない物品や危険な物を病院内に持ち込んだ場合(刃物類、ノンアルコールテイスト飲料を含むアルコール類など)
  • 病院内の規則に反した言動や行為があった場合(飲酒、敷地内での喫煙、無断外出など)

著しく病室を汚す、機器備品や施設設備を故意に破損された場合には、原状回復までの必要費用を患者さんに請求します。

入院中の事故の防止について

取り違え事故の防止

  • 入院中は、患者さん取り違え事故防止のため、表札、ベッドネーム、リストバンドをつけさせていただきます。不都合のある方や、リストバンド装着による皮膚のあれやかゆみがありましたら遠慮なく看護師にお伝えください。
  • 検査や処置、手術などの前にご本人であることを確認させていただくため、患者さん自ら名乗っていただくこともありますのでご協力ください。

転倒・転落事故の防止

  • 入院生活をする病院環境は、それまで住み慣れた環境とは異なります。その生活環境の変化に、病気による体力や運動機能の低下が加わり、思いもよらない転倒・転落などの事故が起こることが少なくありません。
  • 安全で快適な入院生活を送っていただけるように努めておりますが、危険が予測される場合には、患者さんやご家族の方にご同意をいただいたうえで、状態に応じた抑制用具を使用させていただくことがありますのでご理解ください。

転倒・転落を防ぐために

  • ベッド上で立ち上がらないこと
  • ベッドから降りるときや、トイレ・浴室などへの移動の際は、ベッドの柵や手すりなどに、しっかりとつかまってから、ゆっくり動くこと
  • 備え付けのテーブルはキャスター付きのため、立ち上がりなどの支えにしないこと
  • 滑りやすいスリッパやサンダルをはかないこと
  • 点滴中や治療器具が身体に付いているときに歩かれる場合は、看護師を呼ぶこと

不安に感じることがあれば、遠慮なく看護師をお呼びください