平成28年度 医療法人川崎病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 13 62 74 85 170 293 676 1,333 1,342 487
【定義】
 ・平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
 ・年齢階級は90歳以上を1つの階級として設定

【解説】
 幅広い年齢層の患者様にご利用いただいておりますが、当院は小児科等小児系の診療科がありません。そのため、14歳未満の患者様はほとんどが整形外科、形成外科の患者様となっており、他の診療科にはおられません。そのため、当院は全体的に年齢層が高い傾向にあります。また、地域の高齢化が進んでいることからも、当院の患者様の約7割が70歳以上の患者様となります(60歳以上では全体の8割以上)。70歳以上の患者様の割合は増加傾向にあり、全体の69.72%(前年比1.79%増)、80歳以上が40.33%(前年比1.13%増)、90歳以上が10.73%(前年比1.9%増)となっています。患者様の高齢化は今後も進んでいくものと想定され、当院もその状況を鑑み、患者様のさまざまな状況に合わせた診療を行って参ります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 103 29.40 21.25 28.16% 83.92
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 86 16.92 12.43 11.63% 79.78
100380xxxxxxxx 体液量減少症  63 17.63 9.33 20.63% 79.63
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 47 6.13 5.50 4.26% 67.26
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 42 4.02 5.24 0.00% 70.83
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 内科は専門内科以外の様々な疾患が対象となります。当院は高齢の患者様が多いこともあり、誤嚥性肺炎が患者数1位となっており内科全体の6.89%を占めています。
 昨年は肺炎が1番多かったのですが、診療報酬改定により肺炎の診断分群類が細分化されたため分散された形となっています。患者数としては、肺炎が全体の14.45%、誤嚥性肺炎(その他の診断群分類を含む)が8.23%となっており、全体的には肺炎が1番多い状況となっています。誤嚥性及びその他肺炎に関する診断群分類の患者数は、内科全体の22.69%となっており、内科全体の約1/4を占めている状況となっています。
 2位には尿路系の感染症で約5.75%となっています。3位は体液減少症(脱水症)となっており4.21%、4位はウイルス性腸炎(急性腸炎等)で3.14%、5位は前庭機能障害(めまい等)で2.81%となっています。
 当院は平成28年8月に症状軽快後の在宅復帰に向けた準備を行う「地域包括ケア病棟」を開設しております。そのため、当該病棟へ転棟し退院の準備が整ったうえで安心して在宅へ戻っていただいている患者様も多いため、在院日数が全国平均より長くなる傾向があります。
糖尿病内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2:1あり 副傷病あり 85歳未満 33 18.97 16.40 3.03% 67.64
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2:1あり 副傷病なし 85歳未満 11 19.91 14.61 0.00% 62.55
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2:1あり 副傷病なし 85歳未満 - - 14.91 - -
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2:1あり 副傷病あり 85歳未満 - - 16.31 - -
100071xx99x111 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) (末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2:1あり 副傷病あり 85歳以上 - - 19.89 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 糖尿病内分泌内科は、主に糖尿病等を対象とした診療科となります。そのため、糖尿病教育入院または血糖コントロールの患者様がほとんどを占めています。2型糖尿病で約79.81%、その他の糖尿病の患者様も合わせると約87.38%となっています。その他の疾患についても糖尿病を罹患している患者様のその他の疾患の診断群分類となっています。上位5位全てが糖尿病でインスリン治療を行っている患者様となっています。
 当院は平成28年8月に症状軽快後の在宅復帰に向けた準備を行う地域包括ケア病棟を開設しております。8月以降は糖尿病教育入院については、地域包括ケア病棟での入院となっており、DPC対象ではないため、今回の集計には含まれておりません。そのため、昨年と比較し、該当患者数は大幅に減少しています。地域包括ケア病棟の入院患者数も含めると糖尿病内科全体では、昨年より1.17%増加しています。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
血液腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130060xx97x00x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 11 20.18 15.76 0.00% 86.82
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2:4あり 副傷病なし - - 16.83 - -
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2:2あり - - 41.96 - -
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2:4あり 副傷病なし - - 34.90 - -
130110x0xxx00x 出血性疾患(その他)(16歳以上) 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 16.95 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 血液腫瘍内科は造血器の疾患等を対象とした診療科となります。1位の骨髄異形成症候群の患者数は全体の23.40%(前年15.56%)を占めており、貧血の進行により輸血等を行っている患者様で前年と比較し増加傾向となっています。2位の非ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫と呼ばれる疾患で、この疾患に対しリツキシマブという特定の薬剤を使用して化学療法を行った患者様は全体の14.89%となります。
 3~5位は急性白血病に対し、輸血及び化学療法を行った患者様と、悪性リンパ腫に対して輸血及びリツキシマブという薬剤を使用した化学療法を行った患者様、そして特発性血小板減少性紫斑病に対し治療を行った患者様で、いずれも6.38%となります。当院は平均年齢が高いこともあり、輸血及び化学療法等の後の全身管理等のため在院日数が全国平均より長くなっている傾向があります。
※2~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 59 17.68 12.84 1.69% 72.15
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2:1あり 副傷病なし 16 9.94 14.77 0.00% 70.13
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 17.97 - -
110280xx97x10x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2:1あり 副傷病なし - - 22.57 - -
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 17.95 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 腎臓内科は主に腎機能が悪く、透析を行っている患者様を対象とした診療科です。1位は慢性腎不全で維持透析を行っている患者様の状態悪化に伴うもので、全体の40.97%(前年30.37%)を占めています。2位は慢性腎不全患者様の透析導入に伴うもので11.11%(前年10.38%)、3位は慢性腎不全患者様の状態悪化により輸血等を行ったもので5.56%、4位も慢性腎不全患者様の状態悪化による輸血・透析導入のもので3.47%と慢性腎不全患者が多く占めてあり、1~4位で61.11%となっています。5位は慢性腎不全患者の心不全を発症したもので2.78%となっています。全体的に昨年と比較し、患者様の高齢化による慢性腎不全の悪化に伴う入院が増加しています。
 当院は平均年齢が高いこともあり、状態悪化での入院の場合、全身管理等のため在院日数が全国平均より長くなっている傾向があります。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 58 13.17 11.06 3.45% 76.24
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 42 11.21 9.02 0.00% 76.29
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 13 7.08 7.89 0.00% 69.77
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 7.77 7.44 0.00% 66.15
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 12 9.42 5.50 0.00% 64.92
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 消化器内科は消化器系疾患等を主な対象とした診療科で、内視鏡を使用した検査・治療を数多く行っています。1位は胆管結石、胆管炎で、これは内視鏡による胆管結石の除去や、ステント留置による胆管炎治療を行った患者様となっており、全体の13.21%(前年11.44%)を占めています。2位は胃の悪性腫瘍で内視鏡にて早期胃癌の切除を行ったもので9.57%(前年6.59%)となっています。いずれも内視鏡的手術を行っているもので、昨年より割合が高くなっています。3位は大腸憩室という疾患及び食道・胃・十二指腸の炎症性疾患に対する手術を伴わない保存的治療で、両疾患とも2.96%となっています。5位はウイルス性腸炎(急性腸炎等)で2.73%となっています。当院は平均年齢が高いこともあり、在院日数が全国平均より長くなっている傾向があります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 166 5.12 4.71 0.00% 70.24
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 128 3.34 3.06 0.78% 71.38
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 75 18.39 17.95 8.00% 84.29
050130xx99020x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2:2あり 副傷病なし 40 25.08 25.02 7.50% 80.68
050030xx97030x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2:3あり 副傷病なし 35 14.54 16.39 0.00% 68.94
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 循環器内科は主に心臓疾患を対象とした診療科となります。1位は狭心症、慢性の虚血性心疾患で経皮的冠動脈形成術(PCI)を行った患者様で全体21.64%を占めています。2位は狭心症、慢性の虚血性心疾患の心臓カテーテル検査を行ったもので16.69%となっています。こちらは経皮的冠動脈形成術(PCI)後のフォローアップ検査も含まれており、術後も定期的に経過観察を行い継続的に疾患の管理を行っています。3位は心不全の治療となっており9.78%、4位は心不全の患者にシンチグラフィーを行ったもので5.21%、5位は急性心筋梗塞に対して緊急経皮的冠動脈ステント留置術を行い、術後にシンチグラフィーを行ったもので4.56%となっています。
 循環器内科は緊急カテーテル治療等早期の治療を行い、その後の定期的なフォローアップの実施により、平均在院日数は全国平均とほぼ同じ状況となっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 23 10.78 6.82 0.00% 63.17
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:6あり 副傷病なし 21 5.10 4.41 0.00% 70.43
060040xx99x50x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:5あり 副傷病なし 15 5.33 4.50 0.00% 57.53
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 14 13.21 5.29 0.00% 81.14
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 27.85 15.92 0.00% 76.23
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 当院の外科は主に消化器外科、乳腺外科等を対象とした診療科となります。特に患者数は消化器外科系が圧倒的に多くなっています。1位は胆のう結石症、胆嚢炎の胆嚢摘出術を行ったもので、全体の5.45%を占めています。2位は、直腸癌の術後化学療法でベバシズマブという特定の薬剤を使用したもので4.97%となっています。3位も直腸癌の術後化学療法でオキサリプラチンという特定の薬剤を使用したもので3.55%となっています。4位は鼠径ヘルニアに対してヘルニア手術を行ったもので3.33%となります。5位は大腸癌で結腸切除等の手術を行ったもので3.08%となっています。悪性腫瘍に対する化学療法は1クールごとに入退院を繰り返すため、1患者様で複数回入院することもあり、手術を行った患者数より多くなります。外科の悪性腫瘍の手術では昨年大腸癌の件数が最も多くなっており、その後も計画的に化学療法を行っていることから、このような結果となっています。
 また、当院は平均年齢が高いこともあり、在院日数が全国平均より長くなっている傾向があります。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 91 44.21 27.63 34.07% 84.37
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 25 4.40 5.49 0.00% 64.36
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)手術なし 副傷病なし 18 33.61 20.57 27.78% 82.06
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし 15 4.87 5.33 0.00% 30.67
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 13 37.08 26.26 0.00% 75.85
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 整形外科では、股関節骨折の患者様大部分を占めており全体の24.40%と約1/4を占めています。2位は前腕の骨折で6.70%、3位は胸椎・腰椎の骨折で4.83%、4位は肘関節の骨折で4.02%、5位は変形性膝関節症の手術を行った患者様で3.49%となっています。2位と4位の前腕と肘関節の骨折については平均年齢が若いこともあり、在院日数も短くなっているますが、その他については昨年より平均年齢が高くなっているため(特に股関節骨折については約5歳高くなっている)在院日数は長くなっています。
 また、当院は平成28年8月に症状軽快後の在宅復帰に向けた準備を行う地域包括ケア病棟を開設しております。8月以降は手術後早期に地域包括ケア病棟へ転棟し、在宅復帰に向けリハビリ等を行っています。この点からも、平均在院日数は全国平均より長くなっていますが、昨年よりADL等がよい状態で退院できています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020290xx97xxxx 涙器の疾患 手術あり 39 6.64 5.16 0.00% 72.49
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり - - 2.91 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし 片眼 - - 8.27 - -
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 - - 9.15 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.61 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 眼科では、白内障の手術を最も多く行っておりますが、白内障の治療で水晶体再建術のみを行ったものについては診断群分類の対象から外れており、今回の集計には反映されておりません。それを除いた眼科全体の診断群分類では、鼻涙管閉鎖症等の手術を行った患者様が大部分となっており全体の54.93%を占めています。2位は白内障で水晶体再建術に加えその他の手術を行ったもので11.27%、3位は糖尿病による網膜症手術を行った患者様で8.45%、4位は緑内障の手術を行った患者様で5.63%、5位は白内障で手術を行っていないもので4.22%となります。
 眼科については、全体的に全国平均より短い日数で退院できておりますが、1位の涙器の疾患については、平均年齢が昨年より3歳高くなっており、その分平均在院日数も昨年より約1日伸びていることから全国平均より長くなっています。
※2~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 18 4.94 5.50 0.00% 41.94
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 15 8.27 5.24 0.00% 70.60
030250xx990xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1なし - - 3.63 - -
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 9.37 - -
030320xxxxxxxx 鼻中隔弯曲症 - - 7.00 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 耳鼻咽喉科では、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍等の患者様が1番多く、全体の26.87%を占めています。2位はめまい等前庭機能障害の患者様で22.39%、3位は睡眠時無呼吸症候群のCPAP導入に伴うもので8.96%となります。睡眠時無呼吸症候群の終夜睡眠ポリグラフィーの検査入院につきましては、診断群分類の対象から外れており、今回の集計には含まれておりませんが、それも含めますと睡眠時無呼吸症候群に関する入院は、耳鼻咽喉科全入院の25.61%を占めています。扁桃周囲炎等及び睡眠時無呼吸症候群による入院が耳鼻咽喉科全体の半分以上を占めていることになります。2位のめまい等前庭機能障害の患者様の平均年齢が昨年より4歳高くなっているため、平均在院日数も伸びておりますが、全体的には平均年齢も若いこともあり、在院日数も全国平均より短くなっています。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 11 16.09 8.78 0.00% 77.18
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 11 3.73 5.80 0.00% 28.55
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし - - 3.44 - -
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 副傷病なし - - 5.94 - -
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり - - 3.34 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
 形成外科では、皮膚の悪性腫瘍の切除術等を行った患者様、及び鼻骨骨折・頬骨骨折等の顔面の損傷で手術を行った患者様が1番多く、それぞれ全体の10.48%を占めています。3位は眼瞼下垂に伴う手術を行った患者様及び骨軟部の良性腫瘍の摘出手術を行った患者様でそれぞれ7.62%、5位は下肢静脈瘤の手術を行った患者様で4.76%となります。2位の顔面損傷は平均年齢が若いため在院日数も短くなっていますが、その他については平均年齢が高いため、在院日数が全国平均より少し長くなっています。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
肛門外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060245xx97xxxx 内痔核 手術あり 11 8.82 5.85 0.00% 66.82
060235xx97xxxx 痔瘻 手術あり - - 6.55 - -
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱 手術あり - - 10.15 - -
060230xx99xxxx 肛門周囲膿瘍 手術なし - - 10.44 - -
060245xx99xxxx 内痔核 手術なし - - 4.90 - -
【定義】
 ・診断群分類:入院中に主に治療された病名と行われた治療行為(手術、処置等)等の組み合わせにより患者を分類するもの
 ・集計方法
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
   ④ 転科した場合、もしくは同じ疾患で複数診療科で治療を行った場合は、主たる診療科にて集計
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示


【解説】
 肛門外科では、内痔核の手術を行った患者様が1番多く、全体の45.83%を占めています。内痔核の手術の中でも四段階注射法のみを行った場合につきましては、診断群分類の対象から外れており、今回の集計には含まれておりません。それも含めますと内痔核の手術を行った入院は、肛門外科全入院の59.38%を占めています。
 2位は痔瘻の手術を行った患者様で25.00%、3位は直腸脱の手術を行った患者様で16.67%、4位は肛門周囲膿瘍及び内痔核の手術なしの患者でそれぞれ4.17%となります。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 57 10 11 18 17 13 1 7
大腸癌 13 25 48 46 13 36 1 7
乳癌 - 12 - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
 ・平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
 ・胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの5大癌についての期間内の患者数
 ・初発患者はUICCのTNMから示される病気分類による患者数、再発患者は期間内の患者数
 ・化学療法等入退院を繰り返す場合は、それぞれを集計する
 ・Stage0は集計対象外

【解説】
 患者数としては大腸がんが最も多くなっています。ついで胃がん、乳がんが続き、肺がんが最も少なくなっています。大腸がんは昨年に引き続きステージⅢ、Ⅳの進行がんが多くなっております。昨年の外科において実施した手術件数が多かったことによる術後の化学療法入院が継続されているためとなっています。
 胃がんにつきましては、ステージⅠが最も多くなっており、それに伴い消化器内科での内視鏡による手術件数も増加しています。早期発見し、内視鏡手術での早期治療を行うことができていると思われます。
 進行がんの場合、大腸がんの再発患者数が多くなっています。これは、大腸がんは再発する確率が高くなるステージⅣの患者数が多いためと思われます。
※患者数が10人未満のものは、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 24 8.33 54.21
中等症 88 13.02 79.95
重症 17 22.65 83.65
超重症 - - -
不明 - - -
【定義】
 ・市中肺炎:病院外で日常生活を送っていた人に発症した肺炎(院内での発症は含みません)
 ・重症度:
   身体所見、年齢による肺炎の重症度分類(A-DROPスコア)により、年齢性別や脱水症状の有無、血液中の酸素濃度、意識障害の有無、収縮期血圧の状態で0~5または不明に分類しています。数字が大きいほど重症となります。
        軽症:0点の場合
        中等症:1~2点の場合
        重症:3点の場合
        超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。
        不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算

【解説】
 比較的若年層では重症度の低い患者様が多くなっています。年齢が高齢化するほど重症度が上がる傾向があります。誤嚥による肺炎は含まれていませんが、高齢になると重症化し入院期間も長くなっています。
 軽症~中等症の重症ではない患者様が約84.21%を占めており、重症化する前に入院し治療ができているといえます。
※患者数が10人未満のものは、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 28 43.21 82.61 46.43
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
【定義】
 ・脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を傷病のICD10別に発症日から「3日以内」「その他」に分けて集計
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算

【解説】
 当院は脳神経外科がないため、外科的治療が必要な患者様は入院後早期に他院へ転院しておられ、内科的治療が適応の方が長期の治療を行っています。当院の脳梗塞の患者様の91.17%は発症3日以内に入院となり治療を開始しています。一過性のものに関しては、早期に軽快し在宅へ戻られますが、それ以外のものについては、高齢の方が多いこともあり在院日数が長くなっており、リハビリ病院への転院も多くなっています。
※患者数が10人未満のものは、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 27 5.59 12.19 7.41% 77.07
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 21 1.95 10.71 0.00% 74.90
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 15 33.67 34.33 60.00% 81.93
K654 内視鏡的消化管止血術 14 3.21 17.93 7.14% 70.71
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 14 1.50 11.29 21.43% 75.14
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 内科は内視鏡検査時にポリープを発見し切除しているものが1位となっており全体の16.46%、2位は胆管炎等のための内視鏡による治療で12.80%、3位は嚥下障害のある患者等に対する胃瘻造設術で9.15%、4位が消化管出血の止血術及び総胆管結石の除去術(それぞれ8.54%)ですべて内視鏡によるものとなっています。
 全体的に高齢の患者様が多いため、術後の在院日数が長い傾向にありますが、胃瘻造設については、術前の嚥下機能の状態の把握、術後は胃瘻からの注入等の状況や栄養管理等を行っており、術前術後とも在院日数が長くなっています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 41 2.07 9.12 0.00% 76.12
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 35 2.63 19.17 5.71% 77.37
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 26 3.15 12.96 7.69% 72.38
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 25 2.00 10.48 0.00% 80.32
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 17 2.47 2.88 0.00% 79.00
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 消化器内科は主に消化器系疾患の患者様が対象でほとんどが内視鏡的手術となります。1位は胃がんに対する内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術で19.34%、2位は胆管炎等のための内視鏡的胆道ステント留置術で16.51%、3位は診断群分類別の患者数も多い総胆管結石等の手術である内視鏡的胆道結石除去術で12.26%となります。4位は同様に胆管炎等のための内視鏡的乳頭切開術で11.74%、5位が内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術で8.02%となっています。全体的には胆管炎の治療に関わるものが最も多く全体の40.56%を占めていますが、内視鏡的胆道ステント留置術、内視鏡的胆道結石除去術、内視鏡的乳頭切開術等は同時に行うことも多く、今回の集計では主たるもののみの計上となっているため、分散されています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 173 3.94 4.68 0.58% 71.64
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 36 0.03 18.69 0.00% 68.44
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 27 2.26 5.89 0.00% 76.85
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 25 4.24 14.12 0.00% 78.00
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 24 0.21 15.88 8.33% 72.21
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 循環器内科は主に心臓疾患を対象とした診療科で、1位は狭心症や心筋梗塞の患者様に対する経皮的冠動脈ステント留置術の52.91%、2位も急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈ステント留置術で11.01%、3位は下肢慢性閉塞性動脈硬化症に対する四肢の血管拡張術・血栓除去術で8.26%、4位が洞不全症候群に対するペースメーカー移植術で7.64%、5位は1位と2位と同様の狭心症や心筋梗塞の患者様に対する経皮的冠動脈ステント留置術で7.34%となっています。全体的に心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術が最も多く、全体の71.25%を占めています。経皮的冠動脈ステント留置術のなかでも急性心筋梗塞及び不安定狭心症に対するものは、1位のその他のものより重症な患者様が多いため、術後の日数も長くなっています。また、昨年より患者様の平均年齢が高くなっているため、術後の在院日数が長くなっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 49 2.98 4.45 0.00% 70.08
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 39 9.95 9.36 0.00% 66.72
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 23 11.70 26.52 4.35% 74.43
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 16 9.50 31.69 0.00% 75.56
K7402 直腸切除・切断術(低位前方切除術) 12 7.75 45.92 8.33% 72.33
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 外科は主に消化器系外科が主体となっています。1位は鼠径ヘルニア手術で17.82%、2位は腹腔鏡を使用した胆嚢摘出術で14.18%、3位は大腸がんに対する結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術)で8.36%、4位は胃がんに対する胃切除術で5.85%、5位が直腸がんに対する直腸切除・切断術(低位前方切除術)で4.36%となっています。1位の鼠径ヘルニアは全身麻酔でなければ、入院期間も約5日間となり術後の期間も短くなっています。また2位の腹腔鏡下胆嚢摘出術は昨年と比較し平均年齢が高くなっていることもあり、術後の日数も長くなっています。3~5位は悪性腫瘍に対する手術であること及び患者様が高齢のためしっかりとした術後管理が必要なため術後日数が長くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(上腕)(大腿) 72 2.99 34.53 23.61% 80.06
K0462 骨折観血的手術(前腕)(下腿) 52 1.46 10.33 0.00% 61.42
K0811 人工骨頭挿入術(肩)(股) 36 3.97 39.89 38.89% 84.31
K0821 人工関節置換術(股)(膝) 26 1.77 34.19 3.85% 72.08
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕)(下腿) 16 2.81 5.06 0.00% 43.81
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 整形外科では主に骨折に対する手術が多くなっています。上位5位までの内訳は、
1位 骨折観血的手術(上腕)(大腿)で24.16%(内訳:大腿に対するものが18.46%、上腕に対するものが5.70%)
2位 骨折観血的手術(前腕)(下腿)の17.45%(内訳:前腕に対するものが13.42%、下腿に対するものが4.08%)
3位 上腕骨、大腿骨骨折等に対する人工骨頭挿入術(肩)(股)の12.08%(内訳:股関節に対するものが11.74%、肩関節に対するものが0.34%)
4位 変形性股関節症、膝関節症に対する人工関節置換術の8.72%(内訳:股関節に対するものが3.69%、膝関節に対するものが5.03%)
5位 骨折等の術後の抜釘術の骨内異物除去術の5.37%(内訳:前腕に対するものが2.68%、下腿に対するものが2.68%)

 当院は平成28年8月に症状軽快後の在宅復帰に向けた準備を行う地域包括ケア病棟を開設しております。8月以降は手術後早期に地域包括ケア病棟へ転棟し、在宅復帰に向けリハビリ等を行っています。そのため、平均在院日数は全国平均より長くなっていますが、昨年よりADL等がよい状態で退院できています。いずれも手術後にある程度のリハビリを行ってから退院しているため、術後日数が長くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 340 0.23 2.01 0.29% 76.01
K204 涙嚢鼻腔吻合術 39 0.41 5.23 0.00% 72.49
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズ挿入) - - - - -
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 眼科では診断群分類別患者数には対象外のため掲載されていませんが、主に白内障に対する手術の水晶体再建術がほとんどを占めており84.79%となっています。2位は鼻涙管閉鎖症の涙嚢鼻腔吻合術で9.73%、3位は網膜剥離等の網膜に関する疾患に対する硝子体茎顕微鏡下離断術で2.00%、4位は白内障の手術の縫着レンズ挿入で1.25%、5位が緑内障の手術で0.75%となっています。全体的に昨年より患者様の平均年齢が高くなっているため、術後の在院日数が長くなっていますが、白内障についてはクリニカルパスを使用しており術前術後とも日数は短くなっています。
※3~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
肛門外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7432 痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法(四段階注射法)) 16 1.63 3.81 0.00% 63.75
K7461 痔瘻根治手術(単純) - - - - -
K7421イ 直腸脱手術(経会陰)(腸管切除を伴わない) - - - - -
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) - - - - -
K7462 痔瘻根治手術(複雑) - - - - -
【定義】
 ・入院中に複数の手術を実施した場合は、主たる手術のみを集計する
 ・輸血関連、軽微な手術(創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術等)は除外
 ・術前日数は入院日から手術日まで(手術当日は含まない)、術後日数は手術日から退院日まで(手術当日は含まない)とする
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者で複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示
   糖尿病内分泌内科、血液腫瘍内科、腎臓内科、耳鼻咽喉科、形成外科については、上位5位まで全てが10件未満のため、掲載しておりません。

【解説】
 肛門外科では内痔核、痔瘻といった肛門に特化した診療科となっており、手術内容も限定されています。1位は内痔核に対する四段階注射法と呼ばれるもので、全体の55.17%を占めています。2位は痔瘻に対する根治手術で17.24%、3位は直腸脱手術で13.79%、4位は痔核手術(脱肛を含む)(根治手術)で10.34%、5位が痔瘻根治術の複雑なもので3.45%となっています。1位と4位の内痔核に対する手術は全体の65.52%と半数以上を占めています。
※2~5位は患者数が10人未満のため、個人の情報の特定を避けるため-(ハイフン)で表示しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 12 0.26%
180010 敗血症 同一 - -
異なる 18 0.39%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
【定義】
 ・播種性血管内凝固症候群(DIC):
    さまざまな重症の基礎疾患により全身の血管内で血栓ができる病態(感染症、悪性腫瘍等に合併することが多い)
 ・敗血症:
    血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気(悪性腫瘍等の治療経過中に免疫不全状態から合併することが多い)
 ・DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の患者を集計
 ・入院時も同一の病名であったか、異なる病名であったかどうかの集計
 ・集計対象
   ① 平成28年4月1日~平成29年3月31日までに退院した患者
   ② 自費診療、労災、自賠責等医療保険以外の保険を使用した患者、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外
   ③ 集計期間内に同一患者が複数回入退院した場合は延べ患者として計算
 ・表示について
   10未満の数値の場合は、個人の情報の特定を避けるため、-(ハイフン)にて表示

【解説】
播種性血管内凝固症候群(DIC)
 ・・・当院では何らかの原疾患でその経過中にDIC(播種性血管内凝固症候群)を発症した患者様が大部分を占めています。
敗血症
 ・・・何らかの原疾患でその経過中に敗血症を発症した患者様が約2/3となります。他院よりその治療目的に転院してこられた患者様、もしくは原疾患が重症化し敗血症を発症してから入院される患者様も複数おられます。
その他の真菌症・・・原疾患の治療中に発症した患者様が数名おられます。
手術・術後の合併症
 ・・・患者様の要因や他院からの転院等も含めゼロにはできず、同一及び異なる契機併せて12例の患者様に認められています。内訳としては、手術後の出血、創部感染、人工関節脱臼、人工関節のゆるみ、透析シャント狭窄等が主な合併症となっています。
更新履歴
平成29年9月29日
平成28年度 医療法人川崎病院 病院指標を公開しました
平成29年11月14日

診断郡分類別患者数等(整形外科、眼科)のコメントおよび診療科別主要手術別患者数等(整形外科)のコメントを修正しました