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RI検査

RI検査のRIとは、Radio Isotopeの略語で、日本語では放射性同位元素画像診断装置といいます。

RI検査ではなにがわかるの?

RI検査は、体内に「放射線核種(ほうしゃせいかくしゅ)」という薬剤を検査前に投与し、人体から出てくる放射線を機械で収集し、それを画像化するものです。

注射する放射線核種の量はごく微量で、時間の経過ともにどんどん体内から排出されますから、検査時や将来的における副作用の心配もありません。

どんな病気の診断に使用するの?

当院では、心筋梗塞や狭心症の診断目的に行う心臓の検査や、手術前あるいは手術後の全身状態の検索を目的とした検査に最もよく使用されています。心臓の病気に伴う心筋(心臓の壁)の血流の状態を画像として捉えることのできる唯一の検査ですので、循環器病疾患の方には欠かせません。また乳がんやその他のがんの骨あるいは多臓器への転移の有無の確認にも欠かせない検査となっています。その他、頭部、肺、腎臓、甲状腺などの機能検査にもよく使用されています。

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