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頻脈性不整脈について

頻脈性不整脈とは、普段は特に症状はありませんが、突然心拍が速くなり、症状が起こる病気です。
頻脈性不整脈は、主に「上室性の不整脈」と「心室性の不整脈」に分類されます。
当院では、上室性不整脈のうち、「発作性上室頻拍」とよばれる不整脈の治療に力を入れています。

発作性上室頻拍のメカニズム

心臓は、心臓内で作り出される電気信号によって、規則正しく拍動するようコントロールされていますが、心房やその近傍に正常の電気の伝導路とはまた別の電気の通り道があることで、突然電気がその経路をループしてぐるぐる回ってしまうことで起こります。

症状について

頻脈となるため動悸、倦怠感、時にふらつきや意識を失ってしまうこともあります。

治療について

発作が起こった時に内服を行う方法と、頻回に発作が起こる場合、定期的に内服を行って、発作を予防する方法があります。

内服焼などで発作の抑えることが困難な場合や、長期間の内服治療が困難な場合には、カテーテルアブレーションという治療を行います。

不整脈に対するカテーテルアブレーションは、高い成功率(約9割)が見込まれるため、早期のカテーテル治療もメリットは大きいとされています

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