川崎病院の臨床倫理チームでは、ACPの普及・啓発活動に取り組んでいます

当院の臨床倫理チームでは、ACPいわゆる「人生会議」の普及・啓発活動に取り組んでいます。

ACPの普及活動の一環で、兵庫区医師会では「私らしく生きるためのノート」制作されました。このノートが適切に活用されるためには、医療・介護従事者の皆さんがACPについて正しく理解をして、意思決定支援に関わる必要があります。

川崎病院臨床倫理チームでは、まずは意思決定支援に関わる医療・介護従事者がACP（人生会議）を理解することが大切であると考えており、ノートを適切に活用することができるよう、ACPサポーターの養成講座を行う運びとなりました。

当日は当院の職員に加え、地域の医療・介護従事者も含め、約50名の方にご参加いただきました。講座は、多職種で構成されたチームでグループワークを実施。対話の時間をしっかりとり、人生の最終段階における医療やケアについて話し合っていただきました。

講座終了後の参加者アンケートからは、人生会議について「ACPについて正しく理解することができた」「ACPについて医療・介護従事者が学ぶ機会がもっとあればよいと思う」といったご意見・ご感想が寄せられました。

これらのご期待に応えるべく、川崎病院臨床倫理チームでは今秋にもう一度ACPサポーター養成講座を行うこととしました！

意思決定支援を行うためには、地域の医療・介護従事者が一丸となり、取り組むことが大切ですので、ぜひご興味のある方はだれだもご参加ください。ご案内は、近日中にホームページに掲載予定です。

• 神戸市ホームページ「人生会議（ACP）のすすめ」はこちら

• 兵庫区医師会ホームページ「私らしく生きるためのノート」はこちら