2025.03.10 お知らせ
川崎病院がみんなの救急車プロジェクトを始動させます!!

目標金額1000万円!救急車を購入するためのプロジェクトにご支援をお願いいたします!
川崎病院は1936年に設立され、今年で開設89年を迎えました。これまでの歴史のなかでは、阪神・淡路大震災を乗り越え、地域医療支援病院、災害対応病院として地域を守り続け、救急医療、急性期医療、そして予防医療を皆さんに提供してきました。
地域の皆さんの、これからも「住み慣れた地域で暮らし続ける」ことを守るため、私たちは「救急総合ケアシステム」を確立させたいと考えています。
現在、私たちが救急総合ケアシステムの確立を目指すうえでの、課題のひとつに「モビリティ」の問題があります。このモビリティ問題の背景には、「ひっ迫する救急搬送」と「老々介護・高齢独居」という地域課題がありますが、これらの課題は、当院で救急車を運用することで解決の糸口に繋がるのではないかと考えました。今回購入する救急車を活用して、我々が地域の救急ネットワークを支えていくのだと決意を固め、「みんなの救急車プロジェクト」が始動しました。
このプロジェクトにはたくさんの地域の方に関わっていただいています。それは、地域の課題をまちぐるみで考えていきたいという思いからです。兵庫区にはまちのために活動されている方がたくさんおられます。地域のための個々の活動のひとつひとつを繋ぐことで、大きな課題を解決することに繋がることと考えています。ぜひ、このプロジェクトにご参画いただき、愛するまちで暮らし続けることが叶うようにご支援をお願いいたします。
地域課題を地域が一体となって解決するというモデルが成功すれば、他の地域でもこのモデルを生かすことができ、ひいては日本全体で高齢者に優しいまちづくりに繋がっていくであろうと私たちは信じています。
【関連イベント】私たちの暮らすまちのこと、みんなで考えてみませんか?

2025年3月22日(土)14:00〜14:30
会場 : 湊川公園手しごと市会場内 パークタウン2F
兵庫区出身のフリー芸人の誠子さんを迎えて、「私たちのまちとくらし」について地域の皆さんと一緒に考えるイベントを開催します。
第1部では誠子さんに「私のまちの好きなところ」というテーマでフリートークをしていただきます。第2部では、誠子さんと当院の副院長で救急総合ケアシステム推進本部長の松田医師と「これからの私たちのまち」をテーマに、15年後の未来についてトークセッションを行ないます。芸人と医師というコラボレーションで起きる化学反応をお楽しみください。
なお、当日は事前予約席を設けますので、ご興味のある方は予約席をお申込みいただくことをお勧めいたします。(当日のお席も先着順にご用意いたします)
当日会場では、クラウドファンディングプロジェクトの案内会場も設けます。プロジェクト内容について聞いてみたい方や、クラウドファンディングの仕組み、ご支援に対する返礼品についてのご説明など聞いてみたい方がいらしたら、ぜひお立ち寄りください。
フリー芸人誠子さんと川崎病院のつながり
誠子さんとは、さまざまなご縁があって今回のプロジェクトにご協力いただくこととなりました。誠子さんから応援コメントをいただいておりますので、ご紹介いたします。兵庫区出身の誠子さんの活躍を私たちも応援しています!

2025年3月1日(土)に神戸市消防局兵庫消防署さまと共催で行った子どもたちに救急医療を知っていただくためのイベントに誠子さんにもゲストとしてご参加いただきましたので、その様子を掲載します!
なお、川崎病院では地域の皆さんに医療のことを楽しく学んでいただくための地域活動を積極的に行っています。