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超高齢化社会における地域医療を支えていくために
国が推進する地域包括ケアシステムは、超高齢化社会におけるこれからの医療や福祉の方向性を示すものではありますが、それを実現していくにはそれぞれの地域で力を合わせていかなければなりません。地域ごとに事情も違えば、高齢患者さんごとに必要な医療やケアも、その背景も異なります。国から示された方針だけではカバーしきれない現場のニーズに、どうすれば応えていけるか。地域の中でニーズをしっかりと拾って、考えて、行動して、その輪を広げていく。そこに貢献するために、私たちは救急総合ケアシステムを立ち上げ、新しい連携の仕組みもつくりながら様々なことに取り組んでいます。
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川崎病院の拡がる循環器疾患治療の選択肢
医療法人川崎病院は、神戸市兵庫区に位置する278床の中規模急性期病院です。全35床の循環器病センターを有し、同フロア内にHCU・救急外来・心臓カテーテル室が設置されています。患者さんの受け入れから、検査・治療とスムーズに対応できることを強みとしています。今回循環器内科部長の西堀祥晴先生に循環器疾患の治療についてお話をうかがいました。
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オーダーメイドな消化器がん治療で患者さんに寄り添う
当院は「がん診療準拠点病院」に指定され、特に消化器がん患者の治療において高度な医療技術を駆使し、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を提供しています。当院の副院長である谷川先生に、消化器がん治療の特長についてお話を伺いました。
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川崎病院におけるプライマリ・ケアの使命(前編)
医療法人川崎病院は、2021年から訪問診療を開始しました。この活動を通じて、中規模急性期病院が訪問診療を提供することの重要性と使命について、内科・総合診療科(家庭医療専門医・在宅専門医)の松島和樹先生に話を伺いました。
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川崎病院におけるプライマリ・ケアの使命(後編)
川崎病院で行う在宅医療は、がん患者をはじめとする継続的なケアや看取りの医療に深く関与しています。内科・総合診療科(家庭医療専門医・在宅専門医)の松島和樹先生に話を伺いました。