ALL 202520242023 「みんなの救急車」プロジェクト始動! 川崎病院は1936年に設立され、今年で開設89年を迎えました。これまでの歴史のなかでは、阪神・淡路大震災を乗り越え、地域医療支援病院、災害対応病院として地域を守り続け、救急医療、急性期医療、そして予防医療を提供してきました。地域の皆さんの、これからも「住み慣れた地域で暮らし続ける」ことを守るため、私たちは「救急総合ケアシステム」を確立させたいと考えています。現在、救急総合ケアシステムの確立を目指すうえでの、課題のひとつに「モビリティ」の問題があります。このモビリティ問題の背景には、「ひっ迫する救急搬送」と「老々介護・高齢独居」という地域課題がありますが、これらの課題は、当院で救急車を運用することで解決の糸口に繋がるのではないかと考えました。今回購入する救急車を活用して、我々が地域の救急ネットワークを支えていくのだと決意を固め、「みんなの救急車プロジェクト」が始動しました。