薬剤師 G・I

/ 2016

医師と患者さんとの架け橋に
薬剤の適正使用を推進し感染対策に尽力

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川崎病院を選んだ理由を教えてください

前職は慢性期の病院で働いていたのですが、急性期病院で使用される薬や病態に興味があり川崎病院を志望しました。

仕事のやりがいはどんなところにありますか?

医師、看護師をはじめ多職種によるチーム医療が実践されるなかで、薬剤師の存在感が高まっていることを日々実感しながら業務に取り組んでいます。それは患者さんとの関係にも反映されています。治療に介入していくなかで、患者さんと医師の架け橋としての役割をしっかりと担っていくことが重要だと感じています。

抗菌薬カンファレンスの様子

また、私はICT(Infection Control Team:感染制御チーム)/AST(Antimicrobial Stewardship Team:抗菌薬適正使用支援チーム)に所属しており、感染対策業務を担う立場にあります。

世界中で耐性菌の出現が問題視されていることや、薬剤の供給が不安定なこともあり、抗菌薬の適正使用を推し進めていくことは社会的にも重要な意味を持つと考えられ、感染対策業務の最も重要なファクターと言えます。

そのうちの活動の1つに「抗菌薬カンファレンス」があります。週に1回、感染業務に関わる医師、看護師、薬剤師、検査技師をメンバーとして、抗菌薬の適正使用についてディスカッションする機会があります。この抗菌薬カンファレンスでは薬剤師が主体となり、症例のプレゼンテーションを行っており、このような薬剤の適正使用を促す活動に従事できているにとてもやりがいを感じています。

仕事のうえで大切にしていることを教えてください

慣れてくると一人での判断が多くなるので、自分の考えや行いが正しいか周りに意見を聞くようにしています。逆も然りで、周りから聞かれることも多いので、忙しくてもできるだけ話を聞くように心がけています。

今までの仕事の中で印象に残っているエピソードを教えてください

業務外の話ですが、自分で企画して、薬剤部のみんなで岡山の倉敷に旅行したことです。
“部のみんなで”、というイベントは大なり小なり今も続けられているので、薬剤部の雰囲気の良さの源になっているのかなと思っています。

これからの目標を教えてください

薬剤部長をねらう。下剋上。

というぐらいの高い目標を持って日々精進です。

当院の薬剤師が働く現場を動画で紹介

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